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2007年 01月 06日

904 水先案名無い人 :2006/12/25(月) 12:34:22 ID:U8RPcKftO
やけに俺になついていた猫。

実家を出て、結婚して、子供二人に恵まれ、忙しい生活を送るうちに、その猫の存在を少しずつ忘れていった。
昨日、夢の中にその猫が出てきた。
不思議なことに人間の言葉が話せるようだ。

猫「ねえ○○(俺の名前)」
俺「あ?なんだよ」
猫「いつも○○が私に食べさせてくれたもの。最後にあれが食べたいんだ」
俺「あれ?・・・ああ、イワシの缶詰か」
猫「あれ美味しいけど、○○のママはくれないんた」
俺「そうか。じゃあ次買える時に買っていってやるよ」
猫「頼むよ。それまでは頑張るから」
俺「わかったわかった・・」
俺「ちょっとまった・・最後に?・・頑張る?・・どういう意味?」
猫「なんでもないよ○○。そんなことより、次に会ったら頭じゃなくて喉を撫でてよ。この家のやつらは頭ばかり撫でるんだ。○○は喉を撫でるのが上手だった。約束だよ○○」
朝起きてすぐに実家に電話した。
猫は最近食欲がなくなって元気がないらしい。
「わかった・・」
電話を切ったあと、正月には食い切れないくらいの缶詰持っていってやろうと思った。

きっとそれがあの猫との最後になるだろうと感じている。
最後は俺が喉を撫でてやるからな。

from: アルファルファモザイクより「頼むよ。それまでは頑張るから」

HiroIro様のところでみつけた動画。
ほんとに、もうなんかいろんな意味でギリギリの人。



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