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2007年 05月 22日

3曹「そうだ!女性自衛官を呼び出して姦っちまおう!(酔)」

っていう、胸くそ悪い事件はこちら。
北海道で「就寝中の女性自衛官を計画的に呼び出し、強姦しよう」(from: 低気温のエクスタシーbyはなゆー


「外部に声の漏れないボイラー事務室に就寝中の女性自衛官を計画的に呼び出し、強姦しよう」

どんな事件なのかって言うと、この女性空士長が、北海道当別町にある北部航空警戒管制団の「第四五警戒群」に勤務していた2006年9月9日の深夜2時半ころ、女子隊員寮で就寝していたら、夜勤中の32才の男性3曹から、呼び出しの内線電話が掛かって来た。もちろん、「職務」としてだ。

それで、この女性空士長が指定されたボイラー事務室に駆けつけたところ、そこには酔っぱらった男性3曹がいて、ムリヤリに抱きついて来てキスをされたり、ソファーに押し倒されて強姦されそうになったというのだ。夜勤中にお酒を飲み、外部に声の漏れないボイラー事務室に就寝中の女性自衛官を計画的に呼び出し、強姦しようとするなんて、こんなクズ野郎がこの国を守ってるとは、

(略)

それで、この女性空士長が、上司に被害を報告して相談したところ、その上司は、加害者である変態自衛官を注意するどころか、被害者である女性空士長に対して、嫌がらせを始めたのだ。上司は、女性空士長の外出許可を受けつけなくしたり、全員が出席する隊の記念イベントに、この女性空士長だけを出席させないなど、部署の中で浮いた存在になるように根回しをして、女性空士長が自分から自衛隊を辞めて行くように、卑劣な嫌がらせを繰り返したのだ。

そして、それでも、何ひとつ悪いことをしていなかった女性空士長は、そのまま勤務を続けていたら、今度は、わざわざ呼び出して、「ここまでこじれたら自衛隊ではやっていけないんだよ」と脅しつけて、「自分から退職願を出して辞めるように」と迫ったというのだ。それで、完全に堪忍袋の緒が切れた女性自衛官は、訴訟に踏み切ったというワケだ。女性空士長は、今回の訴訟について、「私の人権と女性としての尊厳を取り戻すために国と戦いたい」ってコメントした。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

《関連記事》

<女性空士長>同僚のわいせつ行為で国家賠償提訴 北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070509-00000005-mai-soci
http://megalodon.jp/?url=http://headlines.yahoo.co.jp/hl%3fa%3d20070509-00000005-mai-soci&date=20070522220645魚拓

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《訴訟当事者(女性自衛官)の記者会見声明》


本日、私は、自衛隊を相手とする国家賠償請求訴訟を起こしました。

最初に申し上げたいのですが、加害者には家族があります。今回の事件で、ご家族には何も非はありません。マスコミ関係者の皆様にお願いしたいのは、加害者の家族に迷惑をかけるような報道やインタビューは決して行なわないでほしいということです。私には、加害者のお子さんと同じ年の弟がおります。私はご家族のことを大変心配しております。ですから、ご家族に対する報道は控えるよう重ねてお願い申し上げます。

私の事件は、民主主義の国において、決して許されないことです。加害者、そして部隊の上司が私に行なった数々の行為は、私の人権や女性としての尊厳を著しく踏みにじるものでした。

私は、現在21歳です。現職のまま裁判でたたかうことを決意しました。現職で裁判を行なうことがどれだけ難しく、又、どれだけ大変かは理解しているつもりです。私は加害者や上司を許すことができませんでした。被害者に対する陰湿な嫌がらせや、退職に追い込み、被害者が泣き寝入りする現状があってはなりません。

私は現職のままたたかい、そして勝ちたいと思います。裁判所には、公平な裁判をお願いします。自衛隊には、事実を確認して、一刻も早く私の働く環境を整備することを強く要望します。

今回、国家賠償請求という裁判を起こすまで大変な苦労をしました。父や北海道合同法律事務所の佐藤弁護士のサポートがあり、裁判を起こすことができました。大変感謝しております。

私は、通信制大学に通っています。事件後約8ヶ月の間、上司に陰湿な嫌がらせを受け、通信制大学に通わせないと脅されたり、一人孤立させられたりしましたが、つらくなったりした時には勉学に励みました。

「働きながら学ぶという尊さ 働きながら通教生としての奮闘 働きながら大学生としての勉学 これほど美しく これほどすばらしき人生はない」

これは、大学の月刊誌の表紙に書いてあった言葉ですが、この言葉に励まされました。

私は、私の人権と女性としての尊厳を取り戻すため、国とたたかいたいと思います。

3年前、自衛隊に入隊したころ、私は自衛隊に対する大きな期待と夢を持っていました。

今でも私は自衛隊に期待をしております。それは、今後自衛隊が社会常識が通用する普通の組織となり、女性が安心して働ける職場になれるかどうかにかかっていると思います。

最後に、私が立ち上がることで、同じ体験をされた方に勇気と希望を与えることができればと思います。

本日は、お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

訴状

2007年(平成19年)5月8日

(略)

4時30分頃になり、A3曹は、「(5時にボイラーを動かさなければならないので)5時に起すように」と言って、同室内から外に出る3つドア(食堂に出るドア2か所と建物の外に出るドア1つ)全てに鍵をかけ、照明を消し、仮眠をとるためソファーベッドに横になるようなしぐさをした瞬間に、原告の腕を引っ張り、ソファーベッドに引き込んで押し倒し、腕と肩を押さえつけた。

原告は、必死に抵抗し、起き上がろうとしたが、A3曹は原告を押さえつけながら上衣を強引に脱がして裸にし、無理やりキスをしたり、胸を触るなどの行為を執拗に行なった。原告は抵抗したが、A3曹は力が強く、かなわなかった。そして、本件基地内にいる交際相手に知られたら困る、早く終われ、といった気持ちも入り乱れ、パニック状態になった。途中から体の力が抜けたような状態になった。

午前5時になり、A3曹の携帯電話のアラームが鳴った。このとき、A3曹は直ぐに気づかず原告の横で寝ていたようだった。このとき原告は逃げようとしたが、A3曹が脱がせた上衣を体の下に敷いていて取り戻せなかったので、逃げることができなかった。

気づいたA3曹は、再び原告の上に乗り、下衣も全て脱がせた。その後にA本人も全部服を脱いだ。そして、キスをしたり、胸を触ったり、さらには陰部やお尻にまで触りはじめた。

そして、原告に対して、「このことは彼氏に黙っているから」「転勤になるまで(当時、A3曹に転勤話があった)おれの相手をしてほしい」「避妊具をもっていないけど、そのままでいいよな」等と言った。原告は、「それだけはやめて」と言い、必死に抵抗し続けた。

A3曹の行為は、午前6時頃まで続き、本人は寝てしまった。原告も、A3曹との「格闘」の疲れと体中の痛み、睡魔のために動けない状態になり、そのうち、うとうとした状態になった。

午前6時30分の起床ラッパで、2人は起きた。A3曹は、呆然として動けないでいる原告の腕を引っ張るようにしてボイラー事務室から建物の外に出した。

その際に、「また次の泊まりのときに呼ぶから、また相手してくれ」「この次には〇〇(後輩の女性隊員の名前)にも相手してもらおうかな」と言った。原告は、A3曹のおぞましい言動に、何ともいえない嫌悪、恐怖を感じた。

(略)

後述するように、原告はすぐに上司に事実を話し相談したが、重大犯罪の被害者としての救援、支援の措置は何もされなかった。上司は、原告に病院への受診をすすめることもしなかった。

原告はその日の夕方から2日連続して夜勤だったことから、昼間に病院に行くことが困難であり、医師の診断を得る機会を逃した。その結果、一部写真を撮っておくにとどまった。

(略)

原告の上司(E3尉、F曹長ら)は、原告に対して、「お前は問題を起こしたから、外出させない」「公のところには出るな」と言い、本件事件以後、外出許可が出されなくなった(部隊では、休日でも外出書を提出して許可をもらわないと外出できない)。

その結果、原告は、通信制大学に2006年10月に入学したが(申込みは本件事件直前の9月8日)、地方で行なわれるスクーリングに行けなくなってしまった。

2006年忘年会、2007年新年会のほか、隊員の歓迎会や送別会、クルー会(セクションの集まり)などの行事にも参加が認められなかった。

原告は、本件基地にきてから、部隊と地元町民が一緒に活動している「当別太鼓記念保存会」に参加していたが、この活動への参加も許可されなくなった。

(略)

ところが、E3尉、F曹長(52歳)ら上司は、原告に対して「Aは男だ。お前は女だ。自衛隊がどっちを残すかと言ったら男だ」「A3曹には家庭がある」、「このまま2年間任用を継続しても、1回も外に退出させないぞ」等と言い、退職を強要した。

(略)

本件基地には准曹士先任(カウンセラー)がいるが、専門知識がなく、男性であるため、相談することができなかった。警務隊の捜査が入ってから相談に行ったときでさえ「事情がよくわからないから、相談されても困る」という対応だった。

(略)

2月6日、病院から部隊に帰る車中で、F曹長が「お前もう終了だよ」と言った。原告が「何が終了なんですか」と反問すると、「自衛隊にいる存在が終了だって言ってんだよ」と言った。

上記引用文は、多少整形しました。

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