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2005年 02月 18日

ハッピーな出来事と悲しかった出来事

251 名前:水先案名無い人 投稿日:05/01/29 20:01:03

ある新聞記者がカンサスのド田舎の農夫を取材した。
どうにもネタが無く、その老いた農夫なら何かおもしろい
経験をしているのではないかと思ったからである。

まず、記者はこう尋ねた。
「あなたはこちらに長いこと住んでいますが、何かとても
 ハッピーになった出来事があれば教えて下さい」

農夫は少し考えて答えた。
「ああ、いつだったか近所の羊が道に迷ってな、わしらで
 捜索隊つくって羊を捜しだしたことがあった。見つけた
 羊はみんなで盛大にファックしてから連れて帰ったなあ」

「そんなの記事にしたらクビにされます。じゃあ他にもっと
 こう、みんながハッピーになった出来事はありませんか」

農夫はまた少し考えて答えた。
「そうそう、いつだったか近所のべっぴんな娘が道に迷ってな、
 わしらで捜索隊作った。羊よりでかい代物だから、捜索隊の
 人数もずっと多かった。もちろん、見つけた娘はみんなで
 盛大にファックしてから連れて帰ったとも」

「そんなの新聞にのせたら編集長のクビが飛びます。じゃあ、
 ハッピーな話はもう結構ですから、何かとても悲しかった
 出来事はありませんか」

農夫は途端にうなだれ、黙ってしまった。
少しして、絞り出すような声で言った。


「いつだったか、わしは道に迷ってしまってなあ」
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