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2005年 08月 06日
脳死状態3カ月の女性が女児出産
無事産まれてよかったなぁ~と思います。旦那さんも脳死の奥さんも、赤ちゃんもよく頑張った!
AP通信によると、米バージニア州リッチモンドで5月から約3カ月脳死状態だった女性が2日、同州アーリントンの病院で赤ちゃんを出産した。出産可能な状態になるまで、生命維持装置につなげられていた。脳死状態からの出産はまれながら報告されている。
国立保健研究所でワクチンの研究をしていたスーザン・トーレスさん(26)は5月7日、脳卒中で倒れ、脳死状態と判定された。悪性黒色腫が脳に転移したためとみられる。妊娠17週目で、家族は無事出産できるまで生命維持装置で延命させることを望んだ。
病院側は32週まで待って出産させたい意向とされたが、同通信によると、出産に最低限必要と医師が判断した24週は先月経過したため2日、帝王切開で女の子スーザン・アン・キャサリンちゃんが生まれた。女児の経過は順調だという。
夫のジェイソンさんは、セールスマンの仕事をやめて妻に付き添った。集中治療室(ICU)の措置により、医療保険適用外の費用が1日約1500ドルかかるため、基金が設立された。家族がテレビを通じて呼びかけたこともあって、40万ドル以上が集まり、日本からも寄せられたという。
脳死状態の延命措置は通常、数日から1週間程度とされるが、1年以上生き延びたケースもあるという。脳死状態に陥ってから100日以上たって出産した例も報告されている。
from: asahi.com
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