第3動画収集所
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2005年 08月 22日
正体不明のピアノマン、正体判明!!
8/26追記
ドイツ南部バイエルン州の人口約50人の村の農家の長男、アンドレアス・グラッスルさん(20)みたい。
22日付の英大衆紙デーリー・ミラーは、英国の海岸で4月に保護され、謎の「ピアノマン」として世界的に話題になった男性について、医師らを「かついでいた」と報じた。報道が事実ならこれまでの男性の振る舞いは芝居だったことになる。男性は最近、医師らに自分がドイツ人であることを打ち明け、ドイツに帰ったという。
男性が入院していた病院関係者の話として伝えた。当初はプロ級と伝えられたピアノの腕前も実際は同じキーを繰り返したたくぐらいで、男性もそれほどうまくないことを認めたという。
同紙によると、保護されてから無言を通してきた男性は今月19日、看護婦に「今日は話してくれるの」と問い掛けられると「イエス」と答え、病院関係者を驚かせた。
男性はパリで働いていたが、職を失い、高速列車ユーロスターで英国入り。英南東部ケント州の海岸で保護された際は自殺しようとしていたと話し、渡された紙にグランドピアノの絵を描いたのは「最初に頭に浮かんだから」と説明したという。
男性が言葉を発した理由について同紙は詳しく言及していない。また病院側が詳細な身元を明かしていないとして、男性の名前や年齢にも触れていない。男性は20日に空路帰国したが、病院側は男性に入院中の経費などを請求することも検討しているという。
「ピアノマン」をめぐっては、「チェコ人」や「フランス人」など世界中から身元に関して1000件を超す情報が寄せられたが、いずれも別人と判明した。
from: ZAKZAK
「ピアノマン」、正体はドイツの農家の長男 英紙報道
英国の海岸で保護され、約4カ月にわたって沈黙を守り続けた謎の「ピアノマン」の身元が24日までに確認された。ドイツ南部バイエルン州の人口約50人の村の農家の長男、アンドレアス・グラッスルさん(20)で、24日付の英各紙が一斉に報じた。
高校時代はフランス語と生物学が得意だった。インターネットが趣味で、友人は少なかったという。
アンドレアスさんは精神障害者の施設で働いた後、家族に「パリに勉強に行く」と電話で告げていた。数カ月後、月1回程度の携帯電話での連絡が途絶え、父親のヨーゼフさん(46)が警察に捜索願を出していた。英国の病院に収容された息子が世界中に報じられていたことは知らなかったという。
アンドレアスさんが精神障害者のふりをし、英国の病院の医師らを欺いたとして、多額の入院費の返還を求められる可能性も報じられた。自殺を図ったとされる息子と対面したヨーゼフさんは英インディペンデント紙に「(英国での)体験を語る精神状態にない。息子をメディアから守らなければならない」と語った。
ロンドン・シティー大学のロイ・グレンスレード教授(メディア論)は「ピアノマンの物語が世界の人々の関心を呼んだのは、弱った状態にある人でも、特異な才能を発揮できる人間のように見えたことに魅了されたからではないか」と分析している。