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2006年 09月 11日

昔、とても恐妻家な武将がいました。
彼はある日新しい部隊を作る為に人を集めました。
虎を素手で殺す者など、次々と猛者達が集ってきて
武将は誰をその部隊の隊長にするべきか悩んだ末に
「自分の女房が怖いと思う者はこちらの旗、怖くないという者はこちらの旗の下に集まれ」と言いました。
すると、虎を素手で殺した者をはじめ、みんな女房が怖いという旗の所に集まってしまいました。
武将ががっかりしていると、一人だけ怖くないという旗の所に立っている者がいます。
武将は喜んでその男を隊長にしようと思い、宴の席で尋ねました。
「お前はどうしてあの旗の所にいたのだ?」
武将の望んだ答えは『私は妻など怖くない。よってこの世に怖いものなど何もない』
すると男は恥ずかしそうにこう答えました。
「実は将軍様の声がよく聞こえなかったので……どうしたらよいか分からないときは、
皆と一緒に行動せずに様子を見ろと妻にきつく言われてまして……」
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