第3動画収集所
ネットで見つけたおもしろモノを、少しずつ集めてます
2005年 04月 25日
なんてったってアイドルファンド…1口1万~5万
「モー娘。」プロデュース桜井氏も立ち上げ
音楽ファンドを経て東芝、EMIからメジャーデビューを果たした奥村愛子(左)と、ソニーミュージックからCDを出したカノン(右)
音楽ファンらに投資を募り、CDを製作する音楽ファンドが広がりつつある。投資家は、気に入ったアーティストを直接、育てる気分を味わえるうえ、ヒットすれば高額配当も期待できる。草分けのミュージックセキュリティーズ(MS、東京)が今年3月からオンライン契約も始めれば、「モーニング娘。」のデビュー曲を手がけた音楽プロデューサー、桜井鉄太郎氏が今月、HAKATA RECORDS(福岡)を立ち上げた。さて、音楽ファンドはミュージックシーンの新機軸になれるか?
HAKATAは今年5月中旬から、同社のサイト(http://www.hakata-records.com)で新人歌手を募集し、選考で合格した人のビデオをサイトで公開して音楽ファンドを始める。
1口1万-5万円で個人から投資を受け、CD製作に必要な400万円程度が集まった人から順次、デビューさせ、大手レーベルの流通網を使って全国で販売する。
投資家には、CDの販売枚数に応じて償還するが、売れ行きしだいで元本割れも、高額配当もありうる。
「投資家にはプロデューサーチームの一員として、楽曲やCD販促などへの意見も出してもらう。音楽を一方的に聞くだけでなく、作る喜びも感じてもらえれば」(同社の中村政史プロデューサー)と話し、デビューCDには投資家全員の名前も印刷するという。
東京中心の日本の音楽ビジネスに、博多から一石を投じるのが桜井社長らの狙いで、目標は、米国デトロイトから世界の音楽シーンを席巻したモータウンレコードだ。
2001年から音楽ファンドを手がけるMS社はすでに14本のファンドを立ち上げ、第1弾は年利13.31%、第3弾は同12.63%など、高いリターンを実現してきた。
第8弾でデビューした奥村愛子はその後、東芝EMIへ、第9弾でデビューしたカノンはソニー・ミュージックへ移り、それぞれメジャーデビューを果たしている。
「音楽業界の新しい軸として、メジャーレーベルとも補完関係になっている」(小松真実社長)と話すように、音楽ファンドがミュージシャンの登竜門になりつつある。
同社では3月から、ネット専業銀行のイーバンク銀行などと組んで、オンラインだけで音楽ファンドの申し込み、契約、出資金払い込み、配当受け取りができるサービスも始めた。
投資家のすそ野はさらに広がりそうで、小松社長は「今年度は新たに20本ぐらいのファンドを計画している」と強気だ。
アイドルファンドを手がけるジャパン・デジタル・コンテンツ(東京)なども、第2弾として今年2-3月にデビューさせた4人のうち、3人までが歌手で、音楽ファンドとしての使い方だ。
音楽ファンドはビジネスとしても確実に定着しつつある。
From: ZAKZAK
「モー娘。」プロデュース桜井氏も立ち上げ
音楽ファンドを経て東芝、EMIからメジャーデビューを果たした奥村愛子(左)と、ソニーミュージックからCDを出したカノン(右)
音楽ファンらに投資を募り、CDを製作する音楽ファンドが広がりつつある。投資家は、気に入ったアーティストを直接、育てる気分を味わえるうえ、ヒットすれば高額配当も期待できる。草分けのミュージックセキュリティーズ(MS、東京)が今年3月からオンライン契約も始めれば、「モーニング娘。」のデビュー曲を手がけた音楽プロデューサー、桜井鉄太郎氏が今月、HAKATA RECORDS(福岡)を立ち上げた。さて、音楽ファンドはミュージックシーンの新機軸になれるか?
HAKATAは今年5月中旬から、同社のサイト(http://www.hakata-records.com)で新人歌手を募集し、選考で合格した人のビデオをサイトで公開して音楽ファンドを始める。
1口1万-5万円で個人から投資を受け、CD製作に必要な400万円程度が集まった人から順次、デビューさせ、大手レーベルの流通網を使って全国で販売する。
投資家には、CDの販売枚数に応じて償還するが、売れ行きしだいで元本割れも、高額配当もありうる。
「投資家にはプロデューサーチームの一員として、楽曲やCD販促などへの意見も出してもらう。音楽を一方的に聞くだけでなく、作る喜びも感じてもらえれば」(同社の中村政史プロデューサー)と話し、デビューCDには投資家全員の名前も印刷するという。
東京中心の日本の音楽ビジネスに、博多から一石を投じるのが桜井社長らの狙いで、目標は、米国デトロイトから世界の音楽シーンを席巻したモータウンレコードだ。
2001年から音楽ファンドを手がけるMS社はすでに14本のファンドを立ち上げ、第1弾は年利13.31%、第3弾は同12.63%など、高いリターンを実現してきた。
第8弾でデビューした奥村愛子はその後、東芝EMIへ、第9弾でデビューしたカノンはソニー・ミュージックへ移り、それぞれメジャーデビューを果たしている。
「音楽業界の新しい軸として、メジャーレーベルとも補完関係になっている」(小松真実社長)と話すように、音楽ファンドがミュージシャンの登竜門になりつつある。
同社では3月から、ネット専業銀行のイーバンク銀行などと組んで、オンラインだけで音楽ファンドの申し込み、契約、出資金払い込み、配当受け取りができるサービスも始めた。
投資家のすそ野はさらに広がりそうで、小松社長は「今年度は新たに20本ぐらいのファンドを計画している」と強気だ。
アイドルファンドを手がけるジャパン・デジタル・コンテンツ(東京)なども、第2弾として今年2-3月にデビューさせた4人のうち、3人までが歌手で、音楽ファンドとしての使い方だ。
音楽ファンドはビジネスとしても確実に定着しつつある。
From: ZAKZAK