第3動画収集所
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2005年 08月 17日
圧力と温度を感知できる「人工皮膚」を、東京大工学部物理工学科の染谷隆夫助教授が開発した。触覚や温度感覚を持つロボットの実現に一歩近づくとともに、医療機器の研究開発などにも役立つとみられる。
15日付の米国科学アカデミー紀要電子版で発表した。
染谷助教授はロボットが体表面で触覚を得られるように、圧力を感知するセンサーをシート上に並べる研究を続けてきた。
今回、伸縮性のあるプラスチックのネット上に、有機トランジスターを使った圧力センサーを取り付け、同様の手法で温度センサーをつけたネットも作製。この2枚のネットを、網目をずらして重ねることで人工皮膚を完成させた。厚さは約1ミリで、卵のような曲面にも密着できる。室温から80度までの温度と、1平方センチ当たり300グラム以上の圧力を検知できる。シリコンで圧力感知シートを作ると100平方センチあたり10万円はするといわれるが、この人工皮膚の値段は約100円程度と格安だ。
染谷助教授によれば、メスや野球のバットに張って、力の入れ加減を測れば、名医のメスさばきや大リーガーの打撃のコツを解明できるかもしれないという。
from: YOMIURI ONLINE
16日午前8時17分ごろ、東京メトロ有楽町線で、池袋―要(かなめ)町間を時速約50キロで走行中だった新木場発清瀬行き普通電車(10両編成、定員約1400人)の進行方向右側のドアが突然、一斉に開いた。
運転士が急ブレーキをかけて減速したところ、数秒後にドアは閉まった。お盆休みで、車内は乗客約450人とすいており、けが人はなかった。通常なら混雑している時間帯で、乗客が外に投げ出された恐れもあることから、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は事故につながりかねない「重大インシデント」に当たるとして、調査官を派遣し、調査に乗り出した。
トラブルがあったのは、1974年製造の東京メトロ「7000系」車両。ドアが開いたのは要町駅の約200メートル手前で、運転士がドアの警告灯が点灯したのに気づいた。東京メトロでは、進行方向右側のすべてのドアが開いた可能性が強いと見ている。
電車の先頭と最後尾などの運転台に設置されているドア開閉スイッチには、走行中に誤って操作しないよう電気的にロックする安全装置がついているが、問題の車両は、同装置が切れた状態だった。今月11日の定期検査の際には、同装置は入っていることが確認されていたという。事故調は車両を検証するなどして、なぜ安全装置が切られていたのか調べている。
from: YOMIURI ONLINE
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